・Balda "Baldax" 01

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Shutter: Compur ( T, B, 1,1/2,1/5,1/10,1/25,1/50,1/100,1/300 )

Lens: Meyer-Gorlitz Trioplan ( f=7.5cm 1:4.5 )

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ドイツ・バルダ社のセミ判スプリングカメラ、バルダックスです。
この機体はボディ両端が半円形をしており背面赤窓カバーは外付けです。
フィルム巻上げは69判用の数字を2つの赤窓で交互に読み取ります。


この機体はシャッターサイズが00番の小型の物で、ボディレリーズでは有りません。
バルダックスのシャッターと云うと、シッポの様な金具付きと云うイメージが有りますが
これは未だ金具が付く前のモデルです。
ファインダーは逆ガリレイ式の折り畳み型でパララックス補正機構は有りません。


バルダックスは兎に角レンズ・シャッター・ボディサイズの組合せが沢山有り
時代の特定は非常に困難ですが、この機体は上記の特徴から
1930年代前半の比較的初期の物ではないかと思われます。


レンズはメーヤー・ギョルツのトリオプランF4.5ですがシャッターはコンパーなので
新品なら当時でも多分百円位はしたのではないでしょうか。

 

実写すると流石ドイツ製、国産より遥かに良いですw

この柿の木、今は上半分切られてます
新宿駅西口側にて
モノクロで撮ったらまるで黄泉の国みたい

 

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