山城00

・戦艦「山城」


ラジコン改造二番艦はウォーターラインシリーズのフルハル化改造です。
アオシマの戦艦「山城」に、ニチモ30cmシリーズの伊勢型艦底を組み合わせました。
ラジコン装置はニッコーのトイラジコン「はたらく・くるま」シリーズからの転用です。
 

山城01
先ずは艦上部の改造から。
元々ディスプレイモデルなので、最上甲板部分を切り取り
電池交換用の穴を開けます。
元が「アレ」なキットなのでヒケ等の修整が大変。

山城02
上部構造物の組み立て、艦橋の修整の様子。
元のキットが「アレ」なので(以下略
この他、煙突基部自作、後部艦橋修整、艦尾形状修整等々、キリが有りません。
尚、昭和15年当時と言う設定で組み立てています。

山城03
今回は外観にも拘り、張線をアンテナとして活用する事にしました。
前後の艦橋に真鍮線&真鍮パイプを仕込み
それにエナメル線をハンダ付けすると言う考えです。
写真は電池交換用のダボ穴を使って上構へ給電する仕掛け。

山城04
今回は無駄に拘ります。
戦艦ならやっぱり「四軸推進」に「並列二枚舵」だー!
舵取り機構と推進軸部分の様子です。

山城05
完成した艦底部分。
写真右側が艦首で、前から艦尾へ向かって
基板、電池ボックス(CR2電池)、推進モータ(ムシキングのラジコンから転用)
自作ギヤボックス、スタンチューブ、舵取り装置となります。

山城06
上構と艦底の結合。上構は既に組み立て&塗装まで済ませてあります。
元々別のキットなので完全には合いません。
接触している艦首と艦尾部分をしっかり接着します。

山城07
長さが若干足りない艦首部分の継ぎ足し工作。
パテで成型しても良いのですが、今回はプラ板を使って。
内部に少し空間を設けたので多少浮力に貢献させたい所です。

山城08
バルジ部分の工作。元のキットが「アレ」なので(以下略
形状の修整の他、内部に空間を設けて実物のバルジと同じ様に
復元性と浮力補助を狙います。

山城09
竣工した「山城」。
ラジコン改造も大変でしたが、それ以上に上構の修整が死にそうでした。
恐るべし、旧版アオシマキット・・・orz

山城10
今回拘った「四軸推進」と「並列二枚舵」の様子。
スクリュープロペラは大体スケールサイズですが舵は面積を増加させてあります。

山城11
完成後の進水式の様子。
バランスには結構注意して組み立てましたが、若干艦尾側が沈んでいます。
小型艦は浮力が小さいのでバランス取りが難しいです。

山城12
第一回公試の航行状態。
スクリュープロペラが小さい所為か、速力は日向と比べてかなり遅いです。
尤も、これ位の方が戦艦らしい走りなのでコレはコレで良い感じ。

山城13
テスト後の内部の様子です。
浸水などは見当たりませんでした。

山城14
元々30cmシリーズに無い扶桑型の戦艦が欲しくて始めた改造ですが
手間が掛かった分、仕上がりにはかなり満足しています。
つか、山城のかっこ良さを再発見(w

山城15
おまけ。
昭和19年10月、スル海で対空戦闘中の山城(違
いや、逆光で上方からのアングルだから、つい・・・。

 

 

メニューへ戻る   「模型の部」へ戻る

 


 

inserted by FC2 system