・戦艦「山城」
ラジコン改造二番艦はウォーターラインシリーズのフルハル化改造です。
アオシマの戦艦「山城」に、ニチモ30cmシリーズの伊勢型艦底を組み合わせました。
ラジコン装置はニッコーのトイラジコン「はたらく・くるま」シリーズからの転用です。
先ずは艦上部の改造から。
元々ディスプレイモデルなので、最上甲板部分を切り取り
電池交換用の穴を開けます。
元が「アレ」なキットなのでヒケ等の修整が大変。
上部構造物の組み立て、艦橋の修整の様子。
元のキットが「アレ」なので(以下略
この他、煙突基部自作、後部艦橋修整、艦尾形状修整等々、キリが有りません。
尚、昭和15年当時と言う設定で組み立てています。
今回は外観にも拘り、張線をアンテナとして活用する事にしました。
前後の艦橋に真鍮線&真鍮パイプを仕込み
それにエナメル線をハンダ付けすると言う考えです。
写真は電池交換用のダボ穴を使って上構へ給電する仕掛け。
今回は無駄に拘ります。
戦艦ならやっぱり「四軸推進」に「並列二枚舵」だー!
舵取り機構と推進軸部分の様子です。
完成した艦底部分。
写真右側が艦首で、前から艦尾へ向かって
基板、電池ボックス(CR2電池)、推進モータ(ムシキングのラジコンから転用)
自作ギヤボックス、スタンチューブ、舵取り装置となります。
上構と艦底の結合。上構は既に組み立て&塗装まで済ませてあります。
元々別のキットなので完全には合いません。
接触している艦首と艦尾部分をしっかり接着します。
長さが若干足りない艦首部分の継ぎ足し工作。
パテで成型しても良いのですが、今回はプラ板を使って。
内部に少し空間を設けたので多少浮力に貢献させたい所です。
バルジ部分の工作。元のキットが「アレ」なので(以下略
形状の修整の他、内部に空間を設けて実物のバルジと同じ様に
復元性と浮力補助を狙います。
竣工した「山城」。
ラジコン改造も大変でしたが、それ以上に上構の修整が死にそうでした。
恐るべし、旧版アオシマキット・・・orz
今回拘った「四軸推進」と「並列二枚舵」の様子。
スクリュープロペラは大体スケールサイズですが舵は面積を増加させてあります。
完成後の進水式の様子。
バランスには結構注意して組み立てましたが、若干艦尾側が沈んでいます。
小型艦は浮力が小さいのでバランス取りが難しいです。
第一回公試の航行状態。
スクリュープロペラが小さい所為か、速力は日向と比べてかなり遅いです。
尤も、これ位の方が戦艦らしい走りなのでコレはコレで良い感じ。
テスト後の内部の様子です。
浸水などは見当たりませんでした。
元々30cmシリーズに無い扶桑型の戦艦が欲しくて始めた改造ですが
手間が掛かった分、仕上がりにはかなり満足しています。
つか、山城のかっこ良さを再発見(w
おまけ。
昭和19年10月、スル海で対空戦闘中の山城(違
いや、逆光で上方からのアングルだから、つい・・・。